個別授業のあり方

個別授業というと一人ひとりに合った授業をしてくれる、というイメージがあると思いますが、ぼくの知る「個別授業」を謳っている塾のほとんどは講師1人が2〜6人の生徒を個別ブースに座らせて質問があったら答える。しかも学年も小学生から高校生まで学年問わず、さらに教科問わず。

もちろんそれに全て応えられる講師が担当すれば授業として成立しますが、実際に教える講師はアルバイト講師です。

想像してみてください。高校生は数学で微分積分、中学生は英語で現在完了進行形、小学生は国語の詩。

それを1人で同時に教えることができると思いますか?

ぼくは無理です。

もしそれをキッチリ生徒の不満なく教えられる講師がいたらその方法を教えて欲しいです。

だからぼくの塾では完全1対1か、1対2でも学年は必ず同じにしています。そして隣に座って教えていかにも1人のために教えているという錯覚をさせることなく、1人でも集団の授業形式を行っています。

ただ決して1人の講師が同時に2〜6人の生徒を担当することに異議は唱えません。

塾は営利企業ですから、生徒が多いほど利益率が高くなります。だから学年、教科関係なく1人の講師に生徒を詰め込んでしまう。利益を考えれば当たり前のことです。

わかりやすくすると、生徒1人が1時間2000円とすれば、5人だったら1万円になるわけです。

でもそれが本当の「個別授業」と言えるのでしょうか?60分のうち何分教えてもらえるのでしょうか?

当塾はまだまだ弱小ですが、6つも7つも他塾や家庭教師を体験した生徒がぼくの授業を1回受けて「ここにする❗️」と決めてくれています。

ぼくの強みは小学生から高校生までを教えられることです。

例えば高校内容で引っ掛かっている場合、中学内容のあそこが抜けている、と瞬時にわかり、その場で速攻で必要なプリントを作り穴埋めしてあげられることです。

これは集団授業でも行っています。だから生徒の成績が確実に伸び、信頼を得ていると思っています。

塾は成績を上げることは当たり前、それ以上に講師の経験値、力量、併せて信頼を得ることが大切だと常に考えています。